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OB・OG訪問の進め方と効果的な質問リスト

就職活動において、企業のWebサイトや説明会だけでは得られない「リアルな生の声」を聞くことができるのがOB・OG訪問です。上手く活用すれば、志望動機に圧倒的な説得力を持たせることができ、選考を有利に進めることができます。OB・OG訪問の正しい進め方と、先輩社員から有益な情報を引き出す効果的な質問リストについて詳しく見ていきます。

OB・OG訪問の進め方 3ステップ

1. OB・OGの探し方

大学のキャリアセンター(就職課)の名簿を利用するのが王道ですが、近年は「ビズリーチ・キャンパス」や「Matcher(マッチャー)」といったOB訪問専用のマッチングアプリを活用する学生が増えています。また、ゼミの教授やサークルの先輩経由で紹介してもらうのも信頼性が高くおすすめです。

2. アポイントメントと事前準備

メールで依頼する際は、丁寧な言葉遣いを心がけ、自分の所属、氏名、訪問の目的、希望する日時(複数提示)を簡潔に記載しましょう。 アポが取れたら、徹底的な事前準備が必要です。企業のWebサイトやIR情報を隅々まで読み込み、「調べれば分かること」は絶対に聞かないようにしましょう。

3. 当日のマナーとその後のお礼

待ち合わせの5分前には到着し、カフェ代などは「お支払いします」という姿勢を見せましょう(多くの場合、先輩が奢ってくれます)。終了後はその日のうちに必ずお礼のメールを送り、学んだことや今後の就活への意気込みを添えると非常に好印象です。

有益な情報を引き出す「効果的な質問リスト」

OB・OG訪問の目的は、「仮説の検証」と「リアルな実態の把握」です。以下の3つのカテゴリーに分けて質問を準備しましょう。

カテゴリー1:業務のリアル(やりがいと厳しさ)

表面的な良い部分だけでなく、泥臭い部分も聞くことで、入社後のミスマッチを防ぎます。

  • 「現在担当されている業務の中で、最も達成感を感じたエピソードを教えてください」
  • 「逆に、これまでで一番苦労したことや、理不尽だと感じたことは何ですか?」
  • 「〇〇部署の一日の典型的なスケジュールを教えてください」

カテゴリー2:社風とキャリアパス

企業文化や、自分が将来どう成長できるかをイメージするための質問です。

  • 「入社前と入社後で、会社に対するイメージ(ギャップ)はありましたか?」
  • 「社内にはどのような性格・価値観を持った方が多いと感じますか?」
  • 「〇〇さんの今後のキャリアビジョンと、社内で目標としている先輩について教えてください」

カテゴリー3:選考対策(アドバイス)

実際に選考を突破した先輩からのアドバイスは非常に強力です。

  • 「〇〇さんが就活生だった頃、御社の面接でどのような点を最も評価されたと思いますか?」
  • 「私が作成したエントリーシート(志望動機)を読んでいただき、フィードバックを頂けないでしょうか?」

まとめ

OB・OG訪問は、社会人としてのビジネスマナーを実践する貴重な機会でもあります。先輩方は忙しい業務の合間を縫って時間を割いてくれています。「何か教えてもらおう」という受け身の姿勢ではなく、「自分の仮説をぶつけて意見をもらう」という積極的な姿勢で臨むことで、実りあるOB・OG訪問になるはずです。